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スマート農業推進協会からのお知らせ

【会員企業紹介】アグリバンク:農家・農業法人とBtoBの関係を築き、 真に価値あるサービスの確立を

スマート農業推進協会 会員レポート

■石田 渡 氏(アグリバンク株式会社 東京都目黒区/宮崎県宮崎市)

新富町スマート農業勉強会で自社のサービスを紹介するアグリバンクの石田渡さん

 

■アグリバンク株式会社

農業法人の経営理念・経営戦略策定、異業種企業の農業新規参入コンサルティングなど、東京都と宮崎県を拠点に農業法人の経営支援を行う。農業法人を対象としたネットワーク事業にも着手。農家から情報を収集し、会員向けに栽培分析や資材価格分析サービスを行っている。

 

ーなぜ農業分野で起業したのですか?

前職で農業法人に対するコンサルティング事業に関わっていました。経営理念や戦略策定から作業工程の標準化、若い労働力とのマッチング事業など、農業法人がスムーズに事業を拡大していけるよう、あらゆる面で経営支援を行っていました。入社当初から、自ら事業を行いたいと考えていたため、独立しました。

農業法人は現在国内に約2.3万社あり、法人が占める農地面積は全体の約10%。現在の成長率が続けば、10年後の2030年には約30%まで拡大します。今後、日本の農業が伸びていくには農業法人の経営拡大が欠かせません。

ースマート農業推進協会に入会した、その思いは?

我が社は農業法人ネットワーク事業にチャレンジしています。地域、品目ごとにデータを集めて栽培分析や資材価格分析を行い、データ化して会員様に提供します。資材価格で言えば、会員様は自社の購入価格とデータの価格を比較して、購入会社との交渉などを行えば経費削減の可能性も生まれます。

縦軸に収量、横軸に栽植密度でグラフ表示したコメの栽培分析の1例

主な農薬の全国価格差

除草剤の購入価格比較

新富町は農業が盛んで先進的な考えの農家さんも多い。農家さんたちのフィードバックをもらいながら、直接やりとりを重ねていける場は大変貴重です。ぜひこゆ財団さんと一緒に新富町に合った農業サービスを作り上げたいと思い、同協会への入会を決めました。

ー農家さんたちの声を聞き、接点を持つことで見えてきたことは?

私たちの分析データは、新富町で盛んなビニールハウスによる施設園芸栽培にはささらないサービスだなと(笑)。環境制御による栽培管理が行われているため、非常に高い解像度で栽培技術が進化しているんです。逆に田んぼや畑の露地栽培では、収集したデータが役立ちそうです。また、離れたエリアでもデータは共有できると思っていたのですが、気候や土地の性質上地域内で完結したサービスにするのが良さそうですね。

新富町のキュウリ農家さんとデータを確認する石田さん(写真・左)

 

ー今後の農業サービスに求められることは?

アメリカではスマート農業やICTはかなり進んできているようですが、長期的に使われているサービスは多くはありません。農家さんたちにとって真に価値あるサービスとは、「売上アップ」や「コスト削減」に繋がる部分かと思います。そのために、多くの農家さんや農業法人と繋がって大量のデータを収集し、会費に値するデータを会員さんたちにしっかり提供していきたいと思っています。

ー目指す将来像は?

農家さんたちの経営環境を改善するために、資材会社やJAさんともビジネスをしていきたい、と考えています。農業法人向けの農業協同組合のような存在になりたいですね。

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